商家「駒屋」 - 豊橋市, 愛知県

商家「駒屋」 – 豊橋の歴史と文化を紡ぐ古店舗

商家「駒屋」は、愛知県豊橋市二川町新橋町21に位置する、地域豊かな歴史と文化を伝える貴重な施設です。電話番号は532416065、ウェブサイトはkomaya.futagawa.orgでご確認いただけます。この店舗は、江戸時代後期に米穀商や質屋として繁栄し、その後豊橋市に寄付されたことで保存され、現在ではNPO法人によって運営されています。敷地内には8つの建造物と広場、管理棟があり、それぞれの建物が異なる役割を担いながら、訪れる人々を魅了しています。

駒屋の歴史

駒屋は、江戸時代後期から二川宿において米穀商や質屋として重要な役割を果たしていました。長年にわたり地域経済を支え、人々の生活に欠かせない存在でした。2002年度に建物が豊橋市に寄付され、その後豊橋市が土地を購入。2003年には主屋をはじめとする8棟が豊橋市有形文化財に指定されました。2012年から全8棟の改修・復原工事が開始され、2014年に竣工。2015年より一般公開が開始され、現在に至ります。この歴史的な建造物を保存・活用することで、豊橋市の文化財保護活動に貢献しています。

展示室としての駒屋

駒屋の展示室は、単なる展示空間ではありません。地域歴史博物館としての役割を担い、豊橋市の歴史や文化を多角的に紹介しています。特に、ひなまつり展では、雛人形たちが四季折々のイベントを楽しむ様子が再現されており、その様子は非常に凝巧で、訪れる人々を魅了します。白馬に乗ったお内裏様や、金色の衣装を身に着けたマツケンサンバ、宝塚歌劇団風の演出など、様々なテーマが用意されており、子供から大人まで、幅広い世代が楽しめる工夫が凝らされています。お椀に乗った一寸法師の展示も人気を集めています。また、射的や輪投げ、ヨーヨー釣りなど、夏祭りで楽しむ伝統的な遊びを体験できるコーナーも設けられており、子供たちは喜びにあふれます。

施設の構成

• 主屋：無料で見学可能で、駒屋の歴史や建築様式について学ぶことができます。
• 北土蔵：カフェとして利用されており、軽食や飲み物を提供しています。
• 中土蔵：雑貨店として利用されており、地域特産品や手作りの雑貨が販売されています。
• 南土蔵：展示室として利用されており、地域の歴史や文化に関する展示が行われています。
• 広場：屋外でのイベントや集会などに利用されます。
• 管理棟：事務室や会議室など、施設の運営に必要なスペースとして利用されます。

その他

駒屋には、トイレやレストランも併設されており、快適な空間で一日を過ごすことができます。特に、レストランでは、地元の食材を使用した料理を提供しており、豊橋の食文化を堪能することができます。また、子供向けのスペースも用意されており、小さなお子様連れでも安心して訪れることができます。Google My Businessでは279件のレビューを獲得しており、多くの人々から高い評価を得ています。平均評価は4.1/5と非常に高く、その魅力は口コミからも伝わってきます。この店舗は、豊橋市指定有形文化財であり、地域文化を継承する上で重要な役割を果たしています。二川宿へは、この駒屋と本陣資料館をセットで訪問することを強くお勧めします。 駒屋は、歴史、文化、そして食を愛する人々にとって、訪れる価値のある場所です。

👍 のレビュー 商家「駒屋」

N N. (.

4/5

ひなまつりを見て来ました。
ここの展示は少し変わっていてただ並べて置いてあるのではなく、いろんなテーマがあるようです。
例えば白馬に乗ったお内裏様は暴れん坊将軍のオープニング風かな。
金色の衣装を着ているのはマツケンサンバですね。
宝塚歌劇団風あり。
お椀に乗った一寸法師。
夏祭りで射的や輪投げ、ヨーヨー釣りを楽しむお雛様達。
他にも雛人形達が四季折々のイベントを楽しむ様子など、なかなか凝っていました。

amsang04

4/5

豊橋市指定有形文化財
2024年1月上旬、二川宿探訪の際に寄りました。
江戸時代後期に駒屋と称し米穀商や質屋を営んでいた家
その後は
2002年度 建物が豊橋市に寄付
→豊橋市は土地を購入
2003年 主屋など8棟が豊橋市有形文化財に指定
2012年 全8棟の改修復原工事に着工
2014年 竣工
2015年 一般公開開始
NPOが運営しており敷地内は８つの建造物と広場、管理棟があります。
→北土蔵はカフェ、中土蔵は雑貨屋、南土蔵は展示室として活用されています。
主屋は無料で見学できます。
二川宿へはこちらと本陣資料館とセットで行かれることをお勧めします。

伊藤誠一

4/5

商家「駒屋」は、旧東海道二川宿（現・豊橋市二川町）の商家・駒屋を所有者の田村家から豊橋市が譲り受け、3年間の修復工事の上、2015年（平成27年）9月に文化交流施設としての活用が始まった。2016年（平成28年）に都市景観大賞（都市景観部門）を受賞したそうですよ。ひなまつり🎎が開催され、雛人形が沢山ありましたよ。見どころ満載で、ジブリやアニメのキャラクターの雛人形も有りましたよ。駐車場やカフェなども有りますよ。

tabi_ B.

5/5

駒屋名物「駒屋のひなまつり〜福よせ雛」が毎年楽しいです。今年2024年は3月31日まで開催。施設は入場無料。駄菓子屋さんや、レストランカフェもあり、ゆっくり過ごせます。
近くにある二川宿本陣資料館は、2024年は11月までリニューアル休館中です。

ちゅぴ

4/5

無料で一般公開されており、近くに駐車場もあります。
二川宿本陣資料館からは徒歩でも5分掛からない程度の距離なので、セットで見学するのが良いと思います。

中は入口からは想像できない位奥に広く、8つの建物、蔵で構成されており、カフェや駄菓子屋さんもあります。

様々なイベントを開催しているようで、この日はバイオリンの演奏会が開催されていました。

歴史に思いを馳せながら、のんびり散策するのにちょうど良い場所でした。

Musashi A.

5/5

2023年11月28日

江戸時代に東海道33番目の宿場町として栄えた二川地域の商家として当時の面影を現在も残しています。

また二川地域は、本陣・旅籠・商家が一望できる宿場町です。

敷地内には、蔵カフェ「こまや」があり落ち着く静かな雰囲気です。

アリス

4/5

２０２３年８日１２日、土曜日、午後１時１５分頃、ふたりで初訪問。
江戸時代の商家を復元整備して、無料で公開されています。
主屋から入り、土蔵を抜けると、土産物屋があり、広場があり、蔵カフェがあります。
散策するには、情緒もあり、楽しいところ。
近くに、無料駐車場があります。

少奇

5/5

無料なのでありがたいです
駐車場は250メートル先の二川本陣資料館に停められます
商家の様子や建物の作りもよくわかります

奥にカフェがあり休むこともできます