女川駅 - 女川町, 宮城県牡鹿郡

Mont B.

JR石巻線の終着駅。
単式ホームで1面1線の駅です。
駅舎は温泉と一体の複合施設になっています。
駅舎は2011年3月11日の東日本大震災で被災し、現在の駅舎は約150ｍ内陸へ移動したところに新築されています。
駅前広場を海側へ進むと「シーパルピア女川」という商業施設があります。
震災後に整備された施設で、明るい感じのプロムナードと両側にはおしゃれな店舗が立ち並び、復興のシンボルのように感じました。
その中の飲食店に入り、海が見渡せるテラスで、新鮮な魚介類が盛られた女川丼をいただきました。
一方で海岸広場には被災した旧女川交番の建物が震災遺構として痛ましい姿で残されていて、津波のすさまじさを物語っていました。

【訪問日：2023年7月3日】

トライ

石巻線の終点。
現在の駅舎は震災後に移動して新たに建てられたものとなっているらしい。
駅前すぐに商店街があり、また駅直結の温浴施設もある。住宅地はどうやら駅の北側の高台のようだ(震災後のまちづくり計画の一環らしい)。
駅を降りたらそのまま正面の道の先に海が見えるという、なかなかにいい構図。

きつねお

震災後、海岸や港には巨大な堤防が作られ、陸から海が見えなくなっているところが多くありますが、女川の復興計画はそれと異なり、居住施設は高台に移す一方で高い堤防は作らないというものでした。駅の上階からは女川の港を眺めることができます。なんと駅には温泉もあり。

dora E.

女川町観光のため電車で石巻駅から来ました、Suicaは石巻駅までしか使えないので切符を買いましょう。

温泉施設ゆぽっぽ・足湯・待合室・交流スペース・展望デッキ・物販コーナー等併設されてるので、地方の駅としてはかなり充実してますね。

駅周辺の観光やグルメもコンパクトにまとまってるので、駅からの徒歩移動でも困る事はないかな。

※電車の本数と時間は要注意！

Ayanosuke A.

石巻線の終点の駅です。
この周辺は東日本大震災による大津波で壊滅的な被害を受けましたが、かなり復興が進められていました。

Fuku I.

牡鹿半島にある女川町の駅であり、石巻線の終点です。震災による被災後にかつてより内陸部に移転が行われました。
駅舎はウミネコをイメージしたものとなっており、地元の木材が使われているようです。駅構内には温泉やお土産があったり、海を望める展望台があったりと駅にいるだけでもそれなりに楽しめます。一応駅員はいますが、改札という改札がなく切符を購入したらすぐに列車に乗車ができるかたちです。
駅出口すぐ道路を渡ると商店街『シーバルピア女川』が広がっており、休日には賑わいを見せています。

thutiya H.

新しくなった女川駅。
無料の足湯が改札出てすぐにあります。
少し熱目ですが気持ちいいです。

Hiroyuki

[JR石巻線 女川駅]

単式ホーム1面1線を有する石巻線の終着駅

東北の駅100選

1926年7月15日に金華山軌道女川駅として開業。
2011年3月11日、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に伴う津波により駅舎や車両を流失。
2015年3月21日に女川町が計画する駅周辺のまちびらきに合わせ、浦宿駅 - 当駅間が復旧した。
駅舎は震災前より約150メートル内陸に移動し、地盤が約7メートルかさ上げされた場所に女川町が復興のシンボルとして総工費8億5086万1800円をかけて建設された。
鉄骨3階建て(屋根は木造)の建物に駅舎と町営の温浴施設「女川温泉ゆぽっぽ」が合築されており、建築家の坂茂が設計を担当した。
羽を広げたウミネコをイメージしたのが特徴的で、白く大きな屋根は正面性が強いシンメトリーな形態とし、背後の山並みを意識した浅い切妻造を採用している。

展望フロアからシーパルピア女川と太平洋を望むことができる。
温泉施設もあるので電車の待ち時間に入るのもよい。

おすすめ度:★★☆☆☆

2024.05.14